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いろいろ感想文 主観しかない

2019年現場まとめ(フジファブリック)

2019年6月22日にフジファブリックに心臓を射抜かれちゃったひとです、こんにちは。まだ出会って半年くらいしか経ってないの嘘でしょ!!?って感じなんですけど、2019年のいくつかの現場の感想を纏めます。

最初の2ヶ月くらいは、いや〜まだハマったとかそんな、わかんないですし〜!と言いながら7月の2マンをスルーしつつ(10月まで都内近郊でのLIVEがなくて、のちにめちゃくちゃ後悔することになる)、ひたすら音源を漁る日々。ゴールデンタイムの特典でFEVER MANツアーのDVDがついていました。あれを見て、絶対ライブが楽しい人たちだ!絶対だ!心配なんてなに〜〜〜もな〜〜い!と思って城ホールのチケットを取り、プレモルライブ!!?ビール飲んでライブも行けるの!???OKOK最高〜〜〜!みたいな感じで現在に至る、です。

年内に書こうと思っていたのに気付けばツアー開始直前になってしまい………(筆が遅すぎる)。いやまあ2020年の現場初めまでに書けたのでおっけ〜!!!明日からのあいふぁぶゆ〜ツアー楽しみです♡

 

  • MUSiCフェス(2019/6/22)

これは完全にエビ中のファンとして行きました。全体的な感想はこちら→2019年現場まとめ(私立恵比寿中学) - no title

フジファブリックのライブを見るのは初めてで、『夜明けのBEAT』や『徒然モノクローム』をなんかどこかで聞いたことがあるような気がする…?(タイアップ付いてたから聞いたことあったんですね)、良い曲だな〜、背面ギターすご、とか思いながら聴いていました。そして『LIFE』です。「やっぱり僕ら思ってたよりも簡単にはいかないから 一人きりでいればそれでいっか でもでもやっぱ寂しいな 強がっていてもなんだか どうしたらいいの?教えてよ」という歌詞がまるで自分のことを言い表しているようで、気づいたら涙が流れていました。その後の歌詞もわたしのことか?と思うような物ばかりで…。こんなに沢山の人の真ん中に立つような人でもそんな気持ちになることがあるのかなとか、こんな風に寂しい気持ちを素直に言えるんだとか思ったりして、別に色々思い悩んでいても良いのかなという気持ちになれたんです。端的に言えば救われちゃったんですよ!山内総一郎さん〜〜〜!金澤ダイスケさん〜〜〜!加藤慎一さん〜〜〜!!!LIFEという曲を生み出してくれてありがとう〜〜〜!!!!!この日からLIFEを自分の人生のテーマソングにしました。

その後のMCでは、「とても悲しいことを経験したけれど、それでも前に進んでいるエビ中はカッコいいよ。尊敬します。」ということを言ってくれて、なんて優しい人たちなんだろうなと思うと同時に、そんな風に言ってもらえて本当に誇らしくて、嬉しかった。わたしたちの推しちゃんたち最高にカッコいいので!こんなカッコいい人たちにそんな風に言ってもらえることが、もうもう本当に嬉しかった。

続く『お願いジーザス』はフジファブリックエビ中に提供してくれた曲のセルフカバー。『若者のすべて』は以前エビ中がアコースティックライブをやった際にカバーさせて頂いた曲。どちらの曲もやってくれると期待していたけれど、この日聴けて本当に嬉しかったな。『お願いジーザス』を演奏してくれている最中に再び降り注いできた雨も何だか温かくて、ずっと松野莉奈ちゃんのことを想いながら聴いてた。泣いているみたいだなって。(余談だけど、お願いジーザスの歌い出しは松野莉奈ちゃんのパートで、この曲は彼女の印象が強かったから尚更彼女のことを想ってしまう)

フジファブリックの演奏と歌声はわたしたちの悲しみを溶かしてくれるみたいに、暖かかった。『若者のすべて』の最後、まるで咆哮みたいな総くんのフェイク。空に吸い込まれていくその声に胸がギュッとなった。

その日の帰りに、わたしは志村くんのことを知ることになるんですけれど、(だからと言っていいのかわからないけれど)だからあんなに優しくて暖かかったのかなあと思った。

 

幸せしかない〜〜!!!わたしにとって初めてのワンマン。待ち焦がれたフジファブリックのライブ。この日のライブは本当に多幸感でいっぱいになるようなライブでした。フジファブリックもファンの人たちもゆるゆる暖かいのが感じられて、更に大好きに…!

全編通して素晴らしかったのですが、特筆すべきはアコースティックコーナーかと思います。

『ブルー』のアコースティックアレンジって本当に総くんの声質に合う。「臆病だけど冷めない心」の部分、残響が美しくて鳥肌立った。あと、照明とスモークで、夕方に靄がかっているような様子が表現されていたのがとても素敵でした。本当に「夕立残ってる街の中」だった。

つづく『透明』がこの日のベストアクトかなあ。本当に幸せな空間だった…!

その後の『カンヌの休日』はもうかっこよすぎた。ジャジーでちょっと妖しげな雰囲気。ダイちゃんの弾いていたアコーディオンの下から上に向かってどぅるるるるって弾くやつ(?)カッコ良すぎて忘れられない…!

ダイちゃんは【ブルー→キーボード、透明→ピアニカ、カンヌ→アコーディオン】を弾いていたけれど、どれも上手ですごいなあ。素人なのであんまりよく分かってないのですが、鍵盤だけどそれぞれ音の出しかた全然違うだろうに〜!って思っちゃいます。

あとは初めて聴いたマルーンちゃんの音に感動したり、

実在する総くんに感動したり、

加藤さんの物販紹介(失敗)が可愛かったり、

そんな感じです。

終演後、ライブハウスを出るときにお客さんたちが今日のライブの感想を口々に言い合っているのを聴いて(ペアチケットだったのもあると思うけど)、本当良いライブだったんだなあって思いました。

 

  • IN MY TOWN(2019/10/20)

前日エビ中秋田遠征からのフジ大阪遠征かますという、今までで一番頭おかしいとても楽しい遠征になりました。わたしは15年のうちの数ヶ月しか知らないド新規なので、行っていいものか?みたいな気持ちもあったりしたのですが、でも行けて良かった。めいいっぱいお祝いするぞ…!と息巻いて行ったわけですが、その気持ち以上にたくさんの幸せを頂いて帰って来ました…。なんなんフジファブリック…すご……。

1曲目『若者のすべて』にちょっとびっくりした。祝賀会ラジオで、総くんが「一発かましてやろうと思ってやってんねんかなと思ったでしょ?違うよ!5時!曲!内容!」と話していましたね。天才か…??気づかなかった…。仰るとおり一発かまされたと思ってました(すみません)。正直に言うと『Green Bird』くらいまで感情がふわふわしており記憶がない。悔しい…。

『SUPER!!』でダイちゃんがど真ん中、花道の根本の辺りまで来てギター弾いていたのにめちゃめちゃ沸きました。ダイちゃんがスポットライトを浴びるような場面がめちゃめちゃ好きみたい。

MCで志村くんの話。「長丁場」のことを「ちょうたんば」と言いまちがえしちゃうようなお茶目な人。志村くんはダイちゃんに頼み事をするときに「イケメン先生」って呼んでいじってたそう(ex:「イケメン先生お醤油取って?」)。フジファブリックいつの時代もかわいいです…。「志村には感謝してしています」とダイちゃん。「志村に出会ってフジファブリックに入っていなければ、今の自分にはなってなかった(人間性とか音楽性とか)。切磋琢磨した日々の中から、志村の音楽のDNAが自分たちの中にも流れている」(ニュアンス)

バウムクーヘン』は総くんの歌い方がとても優しかった。歌詞の自信のなさごと抱きしめてくれるみたいな、そんな感じ。『赤黄色の金木犀』モニターに映る志村くん、4人のフジファブリック。楽しそうな姿に涙腺が緩む。続く『ECHO』はアウトロのギターが凄すぎて…。なんなんだあの感情ダダ漏れのギターは。どうにも言い表せない気持ちの吐露。言葉以上に感情を語る総くんのギター。とてつもない感情の密度。心にグサグサ突き刺さる。すごくすごく長い時間に感じた。(でも映像見たら記憶よりずっと短かった。多分山内総一郎さん時間を操れます。)永遠ともスローモーションとも違うんだけど、不思議な感覚だった。

アコースティックアレンジの曲たちはみんな、隣で話しかけてくれているみたいに歌ったり、演奏したりしてくれているようで、「すぐそこにいる」みたいだった。プレモルライブのときにぐだぐだになってしまった『透明』のコーレス。大坂城ホールではダイちゃん担当になっていたの、めちゃ笑いました(しかもハンドマイク)。マイクを向けられた加藤さんが動揺してベース遅れちゃうのも可愛い。とても可愛い。

『LIFE』導入の弾き語りみたいなのすごくすき。この部分マルーンちゃんとの相性が最高に良いですね。深く、じわーっと胸に染み込むようなあの音。大好きだなあ。『LIFE』のアウトロから続けて『徒然モノクローム』に入っていく、あのワクワク感も大好き。

なんかもうどの曲も楽しいと幸せで胸がいっぱいです。

アンコールで総くんが出てきて、弾き語りで披露してくれた『Present』。この曲を作ったきっかけは、「どんな人でもみんな誰かにとってのプレゼントだって気づいたから」「ファンの人たちも俺たちのプレゼント」と仰っていました。この言葉を聞いて、わたしも誰かにとってのプレゼントなんだ〜〜思ったら涙が出てきた。「君にあげたい煌めきよ」という歌詞が好き。

アンコール最後の曲、『破顔』。また笑顔で会いましょうってメッセージですよね。嬉しいなあ。この曲の「ただ息をする今日という日が何より素晴らしいことさ」という全てを肯定してくれるような歌詞が大好きで。やっぱり生きていると全然自信満々でなんかいられないし、不安になったり卑屈になったりしてしまうけれど、こうやって彼らの肯定してくれる言葉に励まされて、救われています。最後の曲に選んでくれて嬉しかった。

あとは纏められなかった呟きいくつか。

どこのMCで言ったか忘れちゃったやつ

終演後に集合写真撮るときのこれ

信頼しかない〜〜!!!!

 

普段フェスとかもほとんど行ったことのない人間なので、色々なアーティストを見れるのが新鮮で楽しかった。

1番手King Gnuは噂に聞いていた通りめちゃめちゃ歌がうまい…。MC挟まずガンガン曲やってるのもとてもカッコ良かったです。『白日』聴いたときになんて綺麗な声なんだ…って感動した。その後のsumicaは『ソーダ』が素敵だったなあ。あと若そうなのにMCで話してる姿がとてもしっかりしていて、すごい。KEYTALKはもう絶対ライブ楽しいバンドじゃん!って思った。

そして4番手フジファブリックですが、この日のハイライトはこれじゃないですか。

ダイちゃんの「戻ってこーーーい!」めちゃめちゃ面白かった。曲が終わって「かわいい男の子がいたからポンポンってしてたら戻るの遅れちゃった」とのたまう山内総一郎さん……。
あとは『LIFE』の終わりで「素晴らしい人生を!」と言っていたの、とても素敵な言葉だと思いました。

この日の『若者のすべて』のイントロで拍手が起こったのに少し感動してしまいました。フジのファンもいたけれど、お客さんの多くは他のアーティストさんのファンの方々で。そういう人たちにも知れ渡っていて、「おお、この曲!」みたいに思ってもらえてる曲なんだなあ、というのを実感して嬉しくなった。

バカリズムとのコラボ、フジファブリズムの『Tie up』はひたすら楽しかったです。バカリさんは赤いストラトキャスターを構えてた(山総モデル?)。かわいい。サビでダイちゃんがご機嫌に手拍子やお手振りを煽っていたので、こちらまで嬉しくなっちゃいました。また絶対どこかのライブで『Tie up』やってほしい〜。バカリズムさん来て〜。または加藤さん間奏の「タイアップとは…」の台詞言ってくれません??

そしてこの日最後のアーティスト、スキマスイッチ。本当にすごい。『全力少年』優勝です!求心力というのかな、惹きつける力がすごかった…!「会場がひとつになる」とはこのことだ、って感じ。高校生の頃によく聴いていたので、『ガラナ』も『全力少年』も空で歌えて、まだ歌えるんだって自分自身のことだけど感動した。エモエモのエモです…。

 

  • Mellow

Mellowの感想は個別でブログ書きました→山内総一郎ソロLIVE Mellow ジャックライオン編 - no title

 

これは完全に自分語りですが…(なんならこのブログ全体的にそう)、ずっと音楽が好きだったのに、色々なことがあって少し嫌になってしまったりして。でも、2019年フジファブリックに出会って、また音楽っていいなあって思えるようになりました。彼ら超楽しそうに音楽やってるから、わたしもとても久しぶりにギターを弾きたくなりました。時々しか出来てないけど。でも、個人的にはこのことがすごく大きな一歩で、世界が少し明るくなった。彼らのお陰です。もうもう、世界の中心でありがとうって叫びたいですね…フジファブリックありがとう〜〜!!!!2020年もよろしくお願いします〜〜!!!(?)